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ギター初心者向け!!アポヤンド奏法・アルアイレ奏法の違いを覚えて【禁じられた遊び】を弾けるようになろう!!

ろみちゃん

クラシックギターを練習していくなかで【アポヤンド奏法】とか【アルアイレ奏法】とか出てくるけどよく意味が分からないわ・・・
クラシックギターを演奏する上で右手をどのように弾くかという奏法になるのでこれを機に覚えて練習してみてね

おーみん

この記事で解決できるお悩み
  • クラシックギターをする際、アポヤンド奏法の仕方が分からない…
  • クラシックギターをする際、アルアイレ奏法の仕方が分からない…
  • アポヤンド奏法やアルアイレ奏法が弾けるようになるためにどうしたらいいのか…

おーみん

こんにちは。おーみんです。このようなお悩みあると思いますので一緒に解決していきましょう!!

アポヤンド奏法・アルアイレ奏法とは

まず、最初にお伝えしておきます。

アポヤンド奏法アルアイレ奏法どちらも右手で弦を弾くときの弾き方の奏法のことです。

それぞれの弾き方や特徴を紹介していきます。

アポヤンド奏法とは・・・

アポヤンド奏法とは右手で弦を弾いた指を上の弦で止める奏法です。

特徴として、メロディラインを弾く時に使用します。

上の弦に寄りかかるように弦を弾くので力強く一つ一つの音がはっきりと聞こえる特徴があります。

MEMO
スペイン語のapoyandoの意味で「寄りかかる」という意味があります。そこから来ています。

アルアイレ奏法とは・・・

アルアイレ奏法とは右手で弦を弾いた指が他の弦に触れずに空中で止める奏法です。

弾くときのイメージとして弧を描くように、指先を手の中に包み込むような弾き方です。

特徴としてアルペジオなどを弾くときに使用します。

アルアイレ奏法は弾いた指をつまむように弾いてそのまま空中で止めるため、アポヤンド奏法と比べると一つ一つの音の大きさが細く、軽い音になってしまいますが、その反面2つ以上の弦を同時に鳴らすことが出来るのはアルアイレ奏法のメリットになります。

実際にはソロギター演奏やアルペジオを弾くときに適していると言えます。

MEMO
スペイン語のal-aireの意味で「空中で」という意味があります。そこから来ています。

実際にアポヤンド奏法・アルアイレ奏法を練習してみましょう

段階をおって練習してみましょう。

  1. アポヤンド奏法で単音メロディーを弾く練習
  2. アルアイレ奏法で複数の弦を弾く練習

の順番で練習してみましょう。

練習する課題曲はクラシックギターをするなら一度は聞くであろう有名曲「禁じられた遊び(愛のロマンス)」です。

アポヤンド奏法・アルアイレ奏法の練習をしながら「禁じられた遊び(愛のロマンス)」を弾けるようになりましょう。

実際に練習する前に右手のポジション・指のことにも触れてから練習にはいりましょう。

右手のポジションの確認

クラシックギターを練習する際、楽譜に「p」とか「i」とかのアルファベットが記載されているのは見たことはないですか?

実はそれは右手のどの指でその音を弾いたらよいのかを教えてくれているのです。

  • 親指   ・・・p
  • 人差し指 ・・・i
  • 中指   ・・・m
  • 薬指   ・・・a
  • 小指   ・・・ch

になります。

図にするとこんな感じです。

是非これを機に覚えて練習しましょう。

では右手のポジション・どの指をつかってアポヤンド奏法・アルアイレ奏法で弾いていくか意識して取り組んでいきましょう。

アポヤンド奏法で単音メロディーを弾けるように練習しよう

まずは楽譜をご覧ください。

今回は1弦のみで弾ける練習です。

  1. まず親指(p)を6弦に添える
  2. 人差し指(i)・中指(m)を1弦の下側に準備する
  3. 1弦を弾いたらそのまま2弦の弦に寄り掛かるように弾く
  4. この動作を人差し指(i)→中指(m)→人差し指(i)→中指(m)と交互に弾く

指の関節を曲げずに2弦に向かって寄りかかるようにして1音1音意識して音をだしてみましょう。

左手はTAB譜を見ながら押さえるフレットを確認してそれぞれのフレットをしっかり左手で押さえてください。

TAB譜の見方が分からないという人は別の記事で詳細を書いておりますのでそちらをご覧ください。

ギター初心者必見!!楽譜が読めなくても大丈夫!!TAB譜があるさ!!

アルアイレ奏法でメロディーの音に色付けしよう

次のステップとしてアポヤンド奏法で弾いた1弦メロディに2弦・3弦も加えていきます。

まずは楽譜をみていきましょう。

今回は1弦・2弦・3弦で弾く練習です。

  1. まず親指(p)を6弦に添える
  2. 人差し指(i)→3弦を弾く準備
  3. 中指(m)→2弦を弾く準備
  4. 薬指(a)→1弦を弾く準備
  5. 薬指(a)で1弦を弾いたらそのまま薬指を第2第3関節を曲げながら手の中に包み込むイメージで弾く
  6. 中指(m)で2弦を弾いたらそのまま薬指を第2第3関節を曲げながら手の中に包み込むイメージで弾く
  7. 人差し指(i)で3弦を弾いたらそのまま薬指を第2第3関節を曲げながら手の中に包み込むイメージで弾く
  8. 左手のフレットを移動させながらこの動作を繰り返す

弾いてみたら分かると思いますが、アポヤンド奏法で弾くときと比べると音が少し小さく繊細な感じがあると思います。

弾き方のコツとしてはアポヤンド奏法が上の弦(ここの練習では2弦にあたります)に寄り掛かるような弾き方に対してアルアイレ奏法は上の弦に干渉しないように関節を曲げて弾いた指を折り曲げて手の中に包み込む弾き方になります。

まとめ

記事のおさらい・まとめ
  • クラシックギターを練習するなら【アポヤンド奏法】【アルアイレ奏法】を覚えるべきである
  • 【アポヤンド奏法】は上の弦に寄り掛かるように弾く奏法で力強い音が特徴である
  • 【アルアイレ奏法】は指を折り曲げて手の中に包み込むような弾き方で優しい繊細な音が特徴である

いかがだったでしょうか?

クラシックギターだけでなくアコギでソロギターを弾いたり、アルペジオで弾き語りをするときなどにも活用できる弾き方なので是非練習の参考にしてみてください。

 

 

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